オンラインジャーナルのEC Nutritionに論文が掲載されました。
https://www.ecronicon.com/ecnu/volume10-issue5.php

IDDSI Frameworkのとろみの基準はレベル0からレベル4までの5段階で、flow testと呼ばれる簡易粘度測定でのレベルの評価方法が示されています。
今回の論文では、この5段階のとろみの基準と、学会分類2013の3段階のとろみの基準の粘度範囲を比較し、その結果を報告しています。
「世界のとろみの基準って、どの程度の粘度範囲なんだろう?」という疑問解決のお役にたてるかもしれません。

Yokote Y, Takata N, Yamagata Y, Kayashita J
A Comparison of Viscosity Classifications Between the Japanese Dysphagia Diet 2013 Criteria and the International Dysphagia Diet Standardisation Initiative
EC Nutrition, 10: 185-194, 2017.