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EC Nutritionに論文が掲載されました

オンラインジャーナルのEC Nutritionに論文が掲載されました。
https://www.ecronicon.com/ecnu/volume13-issue1.php

この論文では、物性調整した嚥下造影検査食の提供が患者の食形態の改善において有用であることが示されました。物性調整をした検査食導入後は、導入前に比べてスコアが段階的に増加し、常食へと近づく傾向がみられ、VF検査以降も食形態を大幅に下げることが少なくなることがわかりました。

Nakajima A, Nagami S, Yamagata Y, Kayashita J.
Clinical Benefits of Videofluoroscopic Examination of Swallowing Using Texture Modified Test Food
EC Nutrition, 13: 24-31, 2018.

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このように、嚥下造影検査に物性をコントロールした検査食を使用することは大変有用です。
こちらの動画では、簡単に検査食の物性をコントロールする方法を紹介しています。

動画の中で物性の指標としているのは、特別用途食品えん下困難者用食品許可基準です。
その他、嚥下食ピラミッドの各レベルの物性にあった検査食の作製方法を、以下の書籍の中で紹介しています。造影剤として使用する硫酸バリウムも3種類のパターンで掲載しています。

検査食作製の参考にしていただけましたら幸いです。

経口摂取アプローチハンドブック (ヘルスケア・レストラン別冊)

 

Geriatrics and Gerontology Internationalに論文が掲載されました

Geriatrics and Gerontology Internationalに論文が掲載されました。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.13233/full

エネルギーおよびたんぱく質の摂取不足は骨格筋減少の原因と考えられているため、嚥下調整食の摂取は骨格筋減少と関連している可能性が高いと考えられます。
本研究では、嚥下調整食摂取と骨格筋減少の関連性を調査しました。
その結果、回復期リハビリテーション病棟入院時において、高齢者の嚥下調整食摂取と骨格筋減少は関連していることがわかりました。
嚥下調整食のエネルギーやたんぱく質を強化することが、
栄養状態、骨格筋減少の改善および予防に重要ではないかと考えられました。

Shimizu A, Maeda K, Tanaka K, Ogawa M, Kayashita J
Texture modified diets are associated with decreased muscle mass in older adults admitted to a rehabilitation ward
Geriatrics and Gerontology International, DOI: 10.1111/ggi.13233, 2017.

第16回未病フォーラム広島を開催しました

昨日、第16回未病フォーラム広島を開催しました。
この会は、未病システム学会の地方会として、年に1度開催している市民公開講座です。

今年は、「いつまでも健康に過ごすための生活習慣」をテーマに、2名の先生にご講演いただきました。

医療法人翠清会梶川病院 脳神経内科の中森正博先生には、「脳卒中から身を守る!〜日々の生活でできること〜」として、脳卒中の知識や、脳卒中にならないためにどのようなことに気をつけて生活すべきか、脳卒中になってしまったらどうするべきか、などを中心にお話しいただきました。

三原市医師会病院 薬剤科の増田修三先生には、「地域包括ケアシステムにおける未病対策~クスリの多剤服用と食事、フレイル(虚弱)の影響~」として、お薬の正しい使い方や注意点、お薬との上手な付き合いかたなどをお話しいただきました。

一般市民の方々にも身近な内容をわかりやすくお話ししていただき、参加者のみなさまは頷きながら真剣に聞いておられました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

『栄養経営エキスパート』2017年11-12月号に特集が掲載されました

栢下先生が監修した特集が掲載されている『栄養経営エキスパート』Vol.9が発行されました。

特集のタイトルは、「経管から経口、ミキサー食から固形食へ 嚥下調整食のステップアップ実践ガイド」です。
Introduction、栢下先生による解説、福岡達之先生、嶋津さゆり先生、中村育子先生による実践ガイド編、介護食メーカー4社による嚥下調整食におけるリスクとその管理編で構成されています。

経口摂取への移行や食形態アップのポイント、在宅栄養指導の実践ポイントが、症例や具体的な製品の紹介などとともにまとめられ、実践的な内容となっています。ぜひご覧ください。

『栄養経営エキスパート』 2017年11-12月号(Vol.9)
株式会社日本医療企画
2017年10月8日 発行

『臨床栄養』2017年10月号に特集が掲載されました

『臨床栄養』の最新号では、栢下先生の監修による特集が組まれています。

【特集】摂食嚥下障害へのアプローチ-機能評価を嚥下調整食,栄養指導につなぐ

藤島一郎先生ご執筆の「摂食嚥下障害の原因と病態」にはじまり、食形態・とろみ選択の考え方、VF・VE による機能評価、検査食の調整、栄養指導のポイントと、摂食嚥下障害へのアプローチについての幅広い内容が盛り込まれた特集となっています。

ぜひご覧ください!

『臨床栄養』 10月号(第131巻 第5号)
医歯薬出版株式会社
2017年10月1日発行

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